髪質改善 恵比寿 美容室 marvel backs straight studio ヘアケアの知識【毛髪の構造と働き】③

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2019.07.31

皆様 ご機嫌ようsparkles.png

 

前回からスタートして今回が3回目です!

 

回数を分けて毛髪について

ここを見てくれている方と一緒に勉強していきますbooks.png

毛髪についての知識が少しずつ増えるのは

間違いないでしょうsparkles.png

 

それでは 

はじめていきましょうbooks.png

 

第1章

毛髪科学について編

〜続編〜

③メラニン色素の役割

有害な紫外線(UV)から頭部や体を守る働きがある

 

④キューティクル

キューティクルは毛髪のダメージに大きく関わっており

毛髪内部の

間充物質などを流出させない役割(蓋)と毛髪内部を守る(盾)の役割を持っています

そのためキューティクルが剥がされ落ちてしまうとダメージは急速に進んでいきます

1:毛髪内部を保護している

2:キューティクルはケラチンタンパクからできている

3:キューティクルがはがれることで痛みは進行する

4:通常は4~6枚のキューティクルからなっている

 

⑤毛髪細胞膜複合体(CMC)の働き

細胞膜複合体(CMC)は

キューティクルの間から毛髪内部までのびている髪の血管のような存在であり

パーマ・カラーや水分等の通り道となっています

CMCは3層構造で

非ケラチンタンパク質やアミノ酸と

NMF成分(natural moisturising factor=天然保湿成分)で構成されている

親水性のδ層(デルタ)と脂質からなる親油性のβ層(ベータ)で構成されています

1:間充物質の流出を防ぐ

2:水分保持

3:キューティクル同士 皮質細胞同士の接着

4:水の出入りをコントロールする道水管の役割

 

⑥毛髪細胞膜複合体(CMC)の損傷

カラーやパーマなどの薬剤によりCMCが損傷を受けると

キューティクル同士をつなぐ接着剤がなくなるためキューティクルが剥がれてしまいます

(触ってざらざらするところがダメージしている箇所でこの部分はキューティクルが少なくなっています)

キューティクルが剥がれると毛髪内部の間充物質が流れ出てしまいます

キューティクルが剥がれてから内部にダメージを受け始めます

 

⑦コルテックスの構造

コルテックスは毛髪の持つ「しなやかさ」や「弾力」などを作り出している部分であり皮質細胞やCMCの集合体です

1:コルテックス-皮質細胞の集まり

毛髪の85~90%

2:皮質細胞-硬い性質のフィブリルが約35~45%

柔らかい性質の間充物質が約50~60%

皮質細胞は細胞膜複合体(CMC)により囲まれている

3:間充物質-フィブリルの間を埋め フィブリルとフィブリルを接着

 

⑧間充物質の働き

間充物質にはフィブリルの接着剤としての働きだけでなく他にも役割がある

1:間充物質の移動でパーマがかかる

2:間充物質が染料を内部にとどめる

3:毛髪に水分とハリを与える役割がある

間充物質が流出すると髪にハリ感やツヤがなく

パーマがかかりにくかったり カラーの褪色が早くなったりする

この間充物質がパーマやカラーをする上でとても重要になります

 

は〜い

今回はここまで〜eyeglasses.png 

はじめての単語多かったんじゃないかな!

入り口としてはいい勉強なったと思います!

 

次回はタンパク質について

勉強していきま〜すbooks.png

 

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